モスクワでスパイでウクライナ人
やっとブログ更新する時間ゲット。。。
201号室では3人の患者が共同で部屋を使用している。
3人の中でも特に目立った患者が、小さくて(頭皮が)ツルテカなおじいちゃん、健吾さんだ。
すごくワイルドな事を言い出すかと思えば、こそこそと悪巧みをしようとする。
オムツ交換終了後。。。
ヨロヨロヨロ。。。
健吾さんが、1階から続く階段を上ってきた。
僕「え。ちょいまち。健吾さん?自分で階段上り下りできるの?」
つい数日前、健吾さんにとって初の、階段を使ったリハビリを補助したところだ。
僕「いや、てかそもそも許可得てる?」
健吾さん「おい。ちょっと、裏道教えてよ。」 すごくいやらしい笑顔な健吾さん。
僕「裏道?そとに出る?」
健吾さん「そうそう。事務所通らずに出てえんだよ。」
それ脱走やん。
僕「ないよそんなもの。てか、病衣で出ていこうとしたの?寒くない?しかも、そといってなにするの?」
健吾さん「俺昔ホームレスやってたんだから、大丈夫だよ。そとでも生きていける。」
いや、一夜も越せないだろ。
健吾さん「俺は昔あれだよ?モスクワでスパイやってたんだよ?ウクライナ人に階段から突き落とされて、背中に傷作っちまったんだから。」
ん?笑