オムツ講習会
今日はなんと、オムツ専門会社の社員さんによるオムツ講習会がひらかれた。
講習内容は、「正しいオムツの使用方法と、患者の容態に合わせた注意点」と言ったところ。
おお、そんな事もするんだ、病院って。
講習会。。。
心のそこから期待をしていた講習会も、いざ始まって見ると結構知っている内容しか紹介されない事にかなりガッカリ。
唯一といっていいぐらいの新しい知識と言えば。
社員さん「このように、ギャザーを開きます。そしてこのギャザーを先に足の付け根に食い込ませてから陰部を包むので、ギャザーを立たせておくのを忘れないように注意してください。ギャザーを先の食い込ませておくことによって。。。」
オムツの内側についてるひだを、専門用語でギャザーと呼ぶらしいです。
しかし、講義がどんどん面白味を失って、周りの職員がすっかり静まったころ、一筋の光さした。
社員さん「オムツをつけてみたい方、いらっしゃいますか?今から実演を行いますので、モデルになっていただきます。」
これや。これをまっとったんや。
すかさず手をあげた。
僕「はい。やります。」
人生で初めて、モデル業界に足を踏み込入れた瞬間であった。
いざベッドに寝転んでみると、いろいろ発見がある。
かてえし、寝ずれえ。。。
職員の笑いをこらえている顔をどや顔で眺めながら、少し歳上のお姉さん(社員さん)がオムツを装着していく。
あ、ギャザーが食い込んできた。
とうとう耐えられなくなった同年代の職員が笑いをこぼす。
勝った。
場は一気に和み。社員さんも冗談混じりに講義を進めていく。
社員さん「あなたはMですね。」
僕「えっ?ご存じなんですか?」
また職員爆笑。
社員さん「オムツのサイズがですよ笑」
くそ。性癖が全員にバレた。
そんなこんなで講習会は無事(?)に終わり、修了後に数人の職員と屋上にギャザーして笑いあったのでした。
おしまい。